“チャン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ちゃん
語句割合
瀝青52.2%
支那13.0%
8.7%
爹児8.7%
支那人4.3%
松脂4.3%
瀝土4.3%
4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある朝、一八四五年七月のある記憶すべき朝、瀝青チャンのいっぱいはいった黒いかまがけむってるのがそこに突然見られた。
しかし大石の下になって凍っている雪などを見ると、内部からの光の反射を妨げるために、暗黒で透明で、瀝青チャンの色に見えることがある。
高山の雪 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
おいらアみんな知てるぞ、間抜まぬけめい。へむ畜生、支那チャン捕虜とりこになるやうぢやあとても日本で色の出来ねえ奴だ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
支那チャン探偵いぬになるやうな奴は大和魂やまとだましいを知らねえ奴だ、大和魂を知らねえ奴あ日本人のなかまじやあねえぞ、日本人のなかまでなけりや支那人チャン同一おんなじだ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「さっき仲間がみんな送ってくれたけれど、あの中にチャンとネッドの姿が見えなかったように思うんだ、そうじゃなかったかい」
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
チャンとネッドの二人が仕組んだ牛頭大仙人の占いは、思いがけなく大成功をおさめた。
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
犬の身の辺には新らしい爹児チャンの匂いがする。
国のハルツの山では、一体に爹児チャンに似た
支那チャン探偵いぬになるやうな奴は大和魂やまとだましいを知らねえ奴だ、大和魂を知らねえ奴あ日本人のなかまじやあねえぞ、日本人のなかまでなけりや支那人チャン同一おんなじだ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いつて見りや支那人チャン片割かたわれではあるけれど、婦人だから、ねえ、おい、構ふめえと思つて焚火たきびであつためて遣ると活返いきけえつた李花てえむすめで、此奴こいつがエテよ。別離苦わかれ一目ひとめてえんでたった一人ひとり駈出かけだしてさ、吹雪僵ふぶきだおれになつたんだとよ。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
それはツイ一時間ばかり前に、二重の麻袋ドンゴロスに入れて、松脂チャンやタールでコチンコチンに塗り固めて、大きな銑鉄せんてつおもりを付けて、確かに海の底へ沈めた筈の二人の水夫に違いなかった。
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
西方の瀝土チャンの沼沢———こゝにきみらが囚われ
ある朝、船長はじめ、みんなが、相変らず猟に出かけたあとで、チャン君は、船長室からやってきて僕に耳打ちした。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
「真ッ平です。無理にそれを試みようというなら、腕ずくで試みなさい」チャン君の心臓——あの安南人あんなんじんの心臓は、こう力強く叫んだ。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)