“爹児”のいろいろな読み方と例文
旧字：爹兒
読み方割合
チャン50.0%
ちゃん25.0%
テエル25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には重荷を積んだ車のやや劇しい響をさせるのもある。犬の身の辺には新らしい爹児（チャン）の匂いがする。
犬 (新字新仮名) ／ レオニード・ニコラーエヴィチ・アンドレーエフ(著)
厭に爹児（ちゃん）か硫黄のように、項に引っ附きゃあがる。
ファウスト (新字新仮名) ／ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)
片隅には天井から網が弔（つ）つてある。其の傍には爹児（テエル）に児を塗つた雨外套、為事着（しごとぎ）、長靴、水を透さない鞣革の帽子、羊皮の大手袋などが弔つてある。
聖ニコラウスの夜 (新字旧仮名) ／ カミーユ・ルモンニエー(著)