『聖ニコラウスの夜』
テルモンド市の傍を流れるエスコオ河に、幾つも繋いである舟の中に、ヘンドリツク・シツペの持舟で、グルデンフイツシユと云ふのがある。舳に金色に光つてゐる魚の標識が附いてゐるからの名である。シツペの持舟にこれ程の舟が無いばかりでは無い、テルモンド …
| 著者 | カミーユ・ルモンニエー |
| 翻訳者 | 森林太郎 |
| 翻訳者 | 森鴎外 |
| ジャンル | 文学 > フランス文学 > 小説 物語 |
| 原題 | SANKT NIKOLAUS BEI DEN SCHIFFERN |
| 初出 | 「三田文学 四ノ一―四」1913(大正2)年11月~12月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約28分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約47分(300文字/分) |