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娠
ふりがな文庫
“娠”の読み方と例文
読み方
割合
はら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はら
(逆引き)
其男はリイケを辱めて
娠
(
はら
)
ませた男であつた。ドルフは気の毒なリイケを拾ひ上げて、人に対し、神に対して、正当な女房にして遣つたのである。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)
逗子
(
ずし
)
にある博士の別荘に召使いとして住み込んでいる時分に、ふと博士の
胤
(
たね
)
を
娠
(
はら
)
んだのだということや、ある権門から
嫁
(
とつ
)
いで来た夫人の怒りを怖れてそのことが博士以外の誰にも
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
得たり賢し善は急げと、術士得意の左道を以て自ら蛇に化けて一夜を后と
偕
(
とも
)
に過ごし、同時に陣中にある王に蛇となって后に遇う夢を見せた。
軍
(
いくさ
)
果て王いよいよ還ると后既に
娠
(
はら
)
めり。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
娠(はら)の例文をもっと
(4作品)
見る
娠
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“娠”を含む語句
妊娠
姙娠
妊娠中
妊娠前
姙娠中
“娠”のふりがなが多い著者
カミーユ・ルモンニエー
南方熊楠
徳田秋声
柳田国男