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踣
ふりがな文庫
“踣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のめ
56.5%
の
17.4%
たお
17.4%
たふ
4.3%
ばい
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のめ
(逆引き)
『そんなでれ助だから君は駄目だよ』と突き飛ばしてやっても
突
(
つ
)
ん
踣
(
のめ
)
ったまゝ矢っ張りニコ/\していた。彼奴は余っ程馬鹿だよ
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
踣(のめ)の例文をもっと
(13作品)
見る
の
(逆引き)
突臥
(
つっぷ
)
したんだの、
俯向
(
うつむ
)
いたんだの、壁で頭を冷してるのもあれば、
煙管
(
きせる
)
で額へ
突支棒
(
つっかいぼう
)
をして、畳へ
踣
(
の
)
めったようなのもある。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踣(の)の例文をもっと
(4作品)
見る
たお
(逆引き)
西隣の男はすぐ抱きかかえた。と体の一部が
錐
(
きり
)
で刺されたように痛さが体にしみわたったので、大声に叫ぶなり
踣
(
たお
)
れてしまった。その男の女と思ったのは一本の枯木であった。
嬰寧
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
踣(たお)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
たふ
(逆引き)
われ眼を閉ぢ耳を
掩
(
おほ
)
ひ、心に聖母を念じて、又
眶
(
まぶた
)
を開けば、怖るべき夫人の身は
踉蹌
(
よろめ
)
きて
後
(
しりへ
)
に
踣
(
たふ
)
れんとす。そのさま火焔の羽衣を燒くかとぞ見えし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
踣(たふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばい
(逆引き)
後
鎖縶
(
さしつ
)
されて
逍遙城
(
しょうようじょう
)
に
内
(
い
)
れらるゝや、
一日
(
いちじつ
)
帝の之を熟視するにあう。高煦急に立って帝の不意に
出
(
い
)
で、
一足
(
いっそく
)
を
伸
(
のば
)
して帝を
勾
(
こう
)
し地に
踣
(
ばい
)
せしむ。帝
大
(
おおい
)
に怒って力士に命じ、
大銅缸
(
だいどうこう
)
を
以
(
もっ
)
て之を
覆
(
おお
)
わしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
踣(ばい)の例文をもっと
(1作品)
見る
踣
部首:⾜
15画
“踣”を含む語句
前踣
打踣
撃踣
踏踣
踣込
“踣”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
蒲 松齢
佐々木邦
三島霜川
徳田秋声
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴
横光利一
泉鏡花
田山花袋