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突臥
読み方 | 割合 |
つっぷ | 66.7% |
つゝぷ | 16.7% |
つツぷ | 16.7% |
突臥したんだの、
俯向いたんだの、壁で頭を冷してるのもあれば、
煙管で額へ
突支棒をして、畳へ
踣めったようなのもある。
堪りかねて、
民子は
密と
起き
直つたが、
世話になる
身の
遠慮深く、
氣味が
惡いぐらゐには
家のぬし
起されず、
其まゝ
突臥して
居たけれども、さてあるべきにあらざれば、
恐々行燈を
引提げて
お
艷は
死ものぐるひな、
小助を
突飛ばしたなり、
茶の
間へ
逃げた。が、
壁の
隅へばつたり
倒れたまゝ
突臥して、
何を
云つてもたゞさめ/″\と
泣くのである。