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引提
ふりがな文庫
“引提”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっさ
63.6%
ひきさげ
9.1%
ひきさ
9.1%
ひつさ
9.1%
ひつさげ
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっさ
(逆引き)
若い男を突き飛ばしておいた船頭は、腰に差していた斧を無意識に抜き取って、右の手に
引提
(
ひっさ
)
げたまま、透かさずお角の後を
追蒐
(
おっか
)
けました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
引提(ひっさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひきさげ
(逆引き)
引提
(
ひきさげ
)
我先にと
駈
(
はせ
)
出すにぞ親類縁者其外
日來
(
ひごろ
)
懇意
(
こんい
)
の人々は此知せを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引提(ひきさげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひきさ
(逆引き)
金剛杖
(
こんごうづえ
)
を
丁
(
ちょう
)
と
脇挟
(
わきばさ
)
んだ、片手に、帯の
結目
(
むすびめ
)
をみしと取つて、
黒紋着
(
くろもんつき
)
、
袴
(
はかま
)
の
武士
(
さむらい
)
を
俯向
(
うつむ
)
けに
引提
(
ひきさ
)
げた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
引提(ひきさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひつさ
(逆引き)
堪
(
たま
)
りかねて、
民子
(
たみこ
)
は
密
(
そつ
)
と
起
(
お
)
き
直
(
なほ
)
つたが、
世話
(
せわ
)
になる
身
(
み
)
の
遠慮深
(
ゑんりよぶか
)
く、
氣味
(
きみ
)
が
惡
(
わる
)
いぐらゐには
家
(
いへ
)
のぬし
起
(
おこ
)
されず、
其
(
その
)
まゝ
突臥
(
つゝぷ
)
して
居
(
ゐ
)
たけれども、さてあるべきにあらざれば、
恐々
(
こは/″\
)
行燈
(
あんどう
)
を
引提
(
ひつさ
)
げて
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
引提(ひつさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひつさげ
(逆引き)
頼み置かれよ
又
(
また
)
燒酎
(
せうちう
)
鷄卵
(
たまご
)
白木綿等
(
しろもめんとう
)
の用意を頼むなり其入用は某しが出すべしとて後藤は路金を
胴卷
(
どうまき
)
の
儘
(
まゝ
)
亭主に預けおき
悉皆
(
こと/″\
)
く用意を申し付て
強刀
(
がうたう
)
を
帶
(
たい
)
し鐵の
延棒
(
のべぼう
)
を
引提
(
ひつさげ
)
熊谷堤を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引提(ひつさげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引提”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡花
中里介山