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ひっさ
ふりがな文庫
“ひっさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
提
82.7%
引裂
7.3%
引提
6.4%
挈
1.8%
掲
0.9%
携
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
提
(逆引き)
二人の女が他愛もなく笑い転げている真正面の細骨障子に、音もなく小さな人影が
映
(
さ
)
した。脇差を
提
(
ひっさ
)
げた与一の前髪姿であった。
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひっさ(提)の例文をもっと
(50作品+)
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引裂
(逆引き)
しかしこの感謝状のために、血のある奴らが
如彼
(
あんな
)
に騒ぐ。殺せの、撲れのといふ
気組
(
きぐみ
)
だ。うむ、やつぱり取つて置くか。
引裂
(
ひっさ
)
いて踏むだらどうだ。
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひっさ(引裂)の例文をもっと
(8作品)
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引提
(逆引き)
と袖を払って長い刀を
引提
(
ひっさ
)
げて二階へどん/\/\/\と重二郎駈上ります。これから何う相成りますか一寸
一
(
ひ
)
と
息
(
いき
)
致して。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ひっさ(引提)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
挈
(逆引き)
野口、北村、沼尻ノ三権少属ハ各家累ヲ
挈
(
ひっさ
)
ゲテ後継ト
為
(
な
)
ル。コノ日ヤ天気
牢霽
(
ろうせい
)
、
朝暾
(
ちょうとん
)
菊章ノ
伝符
(
でんぷ
)
ニ映ジ
閃閃
(
せんせん
)
トシテ光アリ。服部、水谷、永井ノ三生、児精一郎ラ送ツテ千住駅ニ到ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ひっさ(挈)の例文をもっと
(2作品)
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掲
(逆引き)
平馬は血刀を
掲
(
ひっさ
)
げたまま茫然となっていた。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひっさ(掲)の例文をもっと
(1作品)
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携
(逆引き)
左太夫が倒れると、右近は少しも
悪怯
(
わるび
)
れた様子もなく、蒼白な顔に覚悟の瞳を輝かしながら、左太夫の取り落した槍を
携
(
ひっさ
)
げてそこに立った。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ひっさ(携)の例文をもっと
(1作品)
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