“気組”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣組
読み方割合
きぐみ88.9%
きぐ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸の盗賊や掏模すりやけいず買いどもが集まる、今日の暗やみ市を機会に、一網打尽、大がかりな手入れをやる気組きぐみらしいのであります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まげ女優巻じょゆうまきでなく、わざとつい通りの束髪そくはつで、薄化粧うすげしょう淡洒あっさりした意気造いきづくり形容しなに合せて、煙草入たばこいれも、好みで持つた気組きぐみ婀娜あだ
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いいえ、あんなものじゃありません。」とやや気組きぐんで言う。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)