“淡洒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あっさり66.7%
あつさり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髷（まげ）も女優巻でなく、わざとつい通りの束髪で、薄化粧の淡洒（あっさり）した意気造（いきづくり）。形容（しな）に合せて、煙草入（たばこいれ）も、好みで持った気組の婀娜（あだ）。
伯爵の釵 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)
髷（まげ）も女優巻（じょゆうまき）でなく、故（わざ）とつい通りの束髪（そくはつ）で、薄化粧（うすげしょう）の淡洒（あっさり）した意気造（いきづくり）。形容（しな）に合せて、煙草入（たばこいれ）も、好みで持つた気組（きぐみ）の婀娜（あだ）。
伯爵の釵 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)
髷も女優卷でなく、故（わざ）とつい通りの束髮で、薄化粧の淡洒（あつさり）した意氣造。形容（しな）に合はせて、煙草入も、好みで持つた氣組の婀娜（あだ）。
貝殻追放：017 泉鏡花先生と里見弴さん (旧字旧仮名) ／ 水上滝太郎(著)