トップ
>
悪怯
ふりがな文庫
“悪怯”の読み方と例文
読み方
割合
わるび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わるび
(逆引き)
しかし、いずれも相当の教養と覚悟のある連中でしたから、
悪怯
(
わるび
)
れるということもなく、この評定も決断的に一定せられてしまいました。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
左太夫が倒れると、右近は少しも
悪怯
(
わるび
)
れた様子もなく、蒼白な顔に覚悟の瞳を輝かしながら、左太夫の取り落した槍を
携
(
ひっさ
)
げてそこに立った。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
さはあれ業苦の浮世を
遁
(
のが
)
れ、天堂に
在
(
おわ
)
す
御傍
(
おんそば
)
へ行くと思えば殺さるる
生命
(
いのち
)
はさらさら惜からじと、下枝は少しも
悪怯
(
わるび
)
れず。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悪怯(わるび)の例文をもっと
(16作品)
見る
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪怯”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
小栗虫太郎
中里介山
菊池寛
徳田秋声
泉鏡花