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麻袋
ふりがな文庫
“麻袋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あさぶくろ
57.1%
あさふくろ
14.3%
マアタイ
14.3%
ドンゴロス
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさぶくろ
(逆引き)
ト
件
(
くだん
)
の
麻袋
(
あさぶくろ
)
の
口
(
くち
)
を
開
(
あ
)
けて、
握飯
(
にぎりめし
)
でも
出
(
だ
)
しさうなのが、
一挺
(
いつちやう
)
小刀
(
こがたな
)
を
抽取
(
ぬきと
)
つて、
無雑作
(
むざうさ
)
に、さくりと
当
(
あ
)
てる、ヤ
又
(
また
)
能
(
よ
)
く
切
(
き
)
れる、
枝
(
えだ
)
はすかりと
二
(
ふた
)
ツに
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
麻袋(あさぶくろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あさふくろ
(逆引き)
東京
(
とうきやう
)
に
帰
(
かへ
)
つて
後
(
のち
)
、
呼
(
よ
)
べば
応
(
こた
)
へて
顕
(
あら
)
はるゝ、
双六谷
(
すごろくだに
)
の
美女
(
たをやめ
)
の
像
(
ざう
)
を、
唯
(
たゞ
)
目
(
め
)
を
開
(
ひら
)
いて
見
(
み
)
るやうに、すら/\と
刻
(
きざ
)
み
得
(
え
)
た。
麻袋
(
あさふくろ
)
の
鑿
(
のみ
)
小刀
(
こがたな
)
は、
如意
(
によい
)
自在
(
じざい
)
に
働
(
はたら
)
く。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
麻袋(あさふくろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
マアタイ
(逆引き)
塵埃
(
ほこり
)
の色をした
苦力
(
クリー
)
が一台に一人ずつそれを押していた。たった一本しかない一輪車の車軸は、巨大な
麻袋
(
マアタイ
)
の重みを一身に引き受けて苦るしげに咽びうめいた。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
麻袋(マアタイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ドンゴロス
(逆引き)
それはツイ一時間ばかり前に、二重の
麻袋
(
ドンゴロス
)
に入れて、
松脂
(
チャン
)
やタールでコチンコチンに塗り固めて、大きな
銑鉄
(
せんてつ
)
の
錘
(
おもり
)
を付けて、確かに海の底へ沈めた筈の二人の水夫に違いなかった。
幽霊と推進機
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
麻袋(ドンゴロス)の例文をもっと
(1作品)
見る
“麻袋”の解説
麻袋(あさぶくろ、gunny sack、gunny bag)は、ジュート(Jute)などの麻の繊維を編んで作る袋。俗に、ドンゴロスdungaree、南京袋(ナンキンぶくろ)とも呼ばれる。「またい」と読まれることもある特に、コーヒー豆を入れるものは「またい」と呼ばれることがある。また、日本マタイ株式会社は、「日本麻袋株式会社」として設立後、現社名に表記を改めている。。
(出典:Wikipedia)
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“麻”で始まる語句
麻痺
麻布
麻
麻雀
麻疹
麻裃
麻裏
麻縄
麻上下
麻糸
“麻袋”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
黒島伝治
泉鏡太郎
菊池寛
吉川英治
夢野久作
泉鏡花