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麻裏
ふりがな文庫
“麻裏”の読み方と例文
読み方
割合
あさうら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさうら
(逆引き)
若い人は、いせいよく声をかけながら、新しい
麻裏
(
あさうら
)
ぞうりで要吉のまいた水の上を、ひょいひょいと
拾
(
ひろ
)
い
歩
(
ある
)
きにとんでいきました。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
「八、金藏は
麻裏
(
あさうら
)
草履をはいて、手拭を冠つて、鍬を持つて行つたんだぜ、——
財布
(
さいふ
)
は持つてゐなかつた筈だ。四日後に傳助が盜んだから」
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから店へ行っては、
鑵詰
(
かんづめ
)
を三つと、白砂糖を一袋と赤いレザーの緒のついた
麻裏
(
あさうら
)
を一足、すばやく風呂敷にくるんで、
袂
(
たもと
)
の影に
蔽
(
かく
)
すようにして私をつれて家を出た。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
麻裏(あさうら)の例文をもっと
(23作品)
見る
麻
常用漢字
中学
部首:⿇
11画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
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