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あさうら
ふりがな文庫
“あさうら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
麻裏
95.8%
麻裏草履
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麻裏
(逆引き)
それから店へ行っては、
鑵詰
(
かんづめ
)
を三つと、白砂糖を一袋と赤いレザーの緒のついた
麻裏
(
あさうら
)
を一足、すばやく風呂敷にくるんで、
袂
(
たもと
)
の影に
蔽
(
かく
)
すようにして私をつれて家を出た。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
吉原
冠
(
かぶ
)
り、みじん柄の
素袷
(
すあわせ
)
、素足に
麻裏
(
あさうら
)
を突っかけた若い男、
弥蔵
(
やぞう
)
をこしらえて、意気なこえで
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
あさうら(麻裏)の例文をもっと
(23作品)
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麻裏草履
(逆引き)
女中に持たせし
毛布
(
けっと
)
を草のやわらかなるところに敷かせて、武男は
靴
(
くつ
)
ばきのままごろりと横になり、
浪子
(
なみこ
)
は
麻裏草履
(
あさうら
)
を脱ぎ
桃紅色
(
ときいろ
)
のハンケチにて二つ三つ
膝
(
ひざ
)
のあたりをはらいながらふわりとすわりて
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
あさうら(麻裏草履)の例文をもっと
(1作品)
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