“麻糸”のいろいろな読み方と例文
旧字:麻絲
読み方割合
あさいと83.3%
おいと8.3%
まし8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな風だから私の家の暮し向きのゆたかであるはずはなく、そのためであろう、母と叔母とは内職に麻糸あさいとつなぎをしていた。
サルオガセは猿麻桛サルオガセの意、この麻桛オガセは績んだ麻を纏い掛けてる器械であるが、このサルオガセの場合は麻糸おいとの意として用いたものだ。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
吾人は之を粟米ぞくべい麻糸ましと同じく唯生活する為の具として見ざるべからず。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)