麻袋マアタイ)” の例文
塵埃ほこりの色をした苦力クリーが一台に一人ずつそれを押していた。たった一本しかない一輪車の車軸は、巨大な麻袋マアタイの重みを一身に引き受けて苦るしげに咽びうめいた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
垢に汚れた布団を肩に引っかけ、がらくたの炊事道具を麻袋マアタイになでこんで、そいつを手にさげたままやって来た。巡警は前以って、内川の云いつけでそんな奴は門内に這入らせた。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
一方で掘りかえされる黄土は、他の兵士達の手によって、麻袋マアタイに、つめられる。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)