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尨
ふりがな文庫
“尨”の読み方と例文
読み方
割合
むく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むく
(逆引き)
赤熊のこの容態では、成程
立聴
(
たちぎき
)
をする隠れ場所に、見世物小屋を選ばねばならなかったろう、と思うほど、薄気味の悪い、その見世物は、人間の顔の
尨
(
むく
)
犬であった。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「わたしは自然によらなければ書かない。わたしは生きた
尨
(
むく
)
犬の背中でペンを拭ふ」
訳者より著者へ:――「葡萄畑の葡萄作り」――序
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
尨(むく)の例文をもっと
(2作品)
見る
尨
漢検1級
部首:⼪
7画
“尨”を含む語句
尨大
尨犬
尨毛
尨然
尨躯
尨雑
平板尨大
“尨”のふりがなが多い著者
泉鏡花
岸田国士