“ばうだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尨大75.0%
厖大25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海を越した鈴鹿山脈には、雪が白く、右に偏つて尨大ばうだいな伊吹山の半ば白くなつてゐるのが手に取るやうに見えた。
知多の野間で (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
あしたに生れて夕に死んで行くはかない運命の人間には厖大ばうだいな宇宙の力に対して、先天的に一種宗教的な性質を与へられてゐる事は事実です。それなしには人間は自然に対抗出来ないのです。