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腹癒
ふりがな文庫
“腹癒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらい
79.7%
はらいせ
20.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらい
(逆引き)
「こいつは金になる。ならなかったら範宴のやつを素裸にして、
都大路
(
みやこおおじ
)
へ
曝
(
さら
)
し物にして曳き出し、いつぞやの
腹癒
(
はらい
)
せをしてやろう」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尤
(
もっと
)
も、敏子に対する
腹癒
(
はらい
)
せの感情も手伝った。綺麗さっぱりとはねつけられた返礼としては正に
屈竟
(
くっきょう
)
の手段であらねばならぬ。
死の接吻
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
腹癒(はらい)の例文をもっと
(47作品)
見る
はらいせ
(逆引き)
「瓦だなあ、はよかったねえ、高山でドジを踏んで、みずてんに出し抜かれ、その
腹癒
(
はらいせ
)
をわたしのところへ持っておいでなすったのかえ」
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その千円が手に
入
(
い
)
つたら、
腹癒
(
はらいせ
)
に一つ思ひ切つて
洒落
(
しやれ
)
た茶会でも開いてやらうと、
心待
(
こゝろまち
)
にしてゐると、
其処
(
そこ
)
へ届いたのは藤田氏からの一封で
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
腹癒(はらいせ)の例文をもっと
(12作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
癒
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背
腹帯
“腹癒”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
ヴィクトル・ユゴー
中里介山
長谷川伸
谷崎潤一郎
辰野隆
吉川英治
小栗虫太郎
菊池寛
南方熊楠