トップ
>
はらいせ
ふりがな文庫
“はらいせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
腹癒
70.6%
肚癒
11.8%
復讐
5.9%
腹愈
5.9%
腹慰
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹癒
(逆引き)
その千円が手に
入
(
い
)
つたら、
腹癒
(
はらいせ
)
に一つ思ひ切つて
洒落
(
しやれ
)
た茶会でも開いてやらうと、
心待
(
こゝろまち
)
にしてゐると、
其処
(
そこ
)
へ届いたのは藤田氏からの一封で
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
はらいせ(腹癒)の例文をもっと
(12作品)
見る
肚癒
(逆引き)
「亭主持が
凄
(
すさま
)
じいや、
向
(
むこう
)
から切られた癖に、何だ、取揚婆のさかさまめ、」まさかにこうとは思い懸けず、いやがらせをやって、
嬲
(
なぶ
)
って
奢
(
おご
)
らせた上、笑い着けて、下駄の
肚癒
(
はらいせ
)
をして、それから
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はらいせ(肚癒)の例文をもっと
(2作品)
見る
復讐
(逆引き)
コイツが君の手にかかって物をいうとなれば、友吉おやじイヨイヨ以て瞑すべしだ。コレ位大きな
復讐
(
はらいせ
)
はないからね。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
はらいせ(復讐)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
腹愈
(逆引き)
源は
腹愈
(
はらいせ
)
のつもりで、
路傍
(
みちばた
)
の石を
足蹴
(
あしげ
)
にしてやった。尊大な源の
生命
(
いのち
)
は名誉です。その名誉が身を離れたとすれば、残る源は——何でしょう。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
はらいせ(腹愈)の例文をもっと
(1作品)
見る
腹慰
(逆引き)
部屋
(
へや
)
に
忍
(
しの
)
ばせたることを兄君に申上二人ともに
戀
(
こひ
)
の
意恨
(
いこん
)
憂目
(
うきめ
)
を見せて夫を
腹慰
(
はらいせ
)
に
爲
(
せん
)
と思ひし處兄上には我身と友次郎樣とを
夫
(
それ
)
となく其夜の中に落し給ひしかば夫より吾助は
愚
(
おろか
)
にも兄君を
怨
(
うら
)
み
斯
(
かゝ
)
る
大變
(
たいへん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はらいせ(腹慰)の例文をもっと
(1作品)
見る
“はらいせ”の意味
《名詞》
腹のなかの怒りや恨みを無関係な方面へ向けて晴らすこと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
はらい
あだうち
あだがえし
かたき
かたきうち
しかえ
しかえし
しかへし
ふくしう
ふくしゅう