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腹慰
ふりがな文庫
“腹慰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらい
75.0%
はらいせ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらい
(逆引き)
毎年の元旦に玄関で
平突張
(
へいつくば
)
らせられた
忌々
(
いまいま
)
しさの
腹慰
(
はらい
)
せが
漸
(
やっ
)
とこさと出来て、
溜飲
(
りゅういん
)
が
下
(
さが
)
ったようなイイ気持がしたと
嬉
(
うれ
)
しがった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
彼は其の
腹慰
(
はらい
)
せであるかの如く、何処からかまだ子供々々した
牝犬
(
めいぬ
)
を主人の家に連れ込んだ。如何に犬好きの家でも、牝犬二匹は厄介である。主人は度々牝犬を捨てたが、直ぐ
舞戻
(
まいもど
)
って来た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
腹慰(はらい)の例文をもっと
(3作品)
見る
はらいせ
(逆引き)
部屋
(
へや
)
に
忍
(
しの
)
ばせたることを兄君に申上二人ともに
戀
(
こひ
)
の
意恨
(
いこん
)
憂目
(
うきめ
)
を見せて夫を
腹慰
(
はらいせ
)
に
爲
(
せん
)
と思ひし處兄上には我身と友次郎樣とを
夫
(
それ
)
となく其夜の中に落し給ひしかば夫より吾助は
愚
(
おろか
)
にも兄君を
怨
(
うら
)
み
斯
(
かゝ
)
る
大變
(
たいへん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
腹慰(はらいせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
慰
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背
“腹慰”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
二葉亭四迷
作者不詳
内田魯庵