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腹背
ふりがな文庫
“腹背”の読み方と例文
読み方
割合
ふくはい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくはい
(逆引き)
如何な乱暴者も、走り疲れた所へ、
腹背
(
ふくはい
)
に敵を受けてはかなわぬ。烈しい格闘の末、ゴリラ
奴
(
め
)
とうとう捕縛されてしまった。
恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
この場合、弦之丞は、後からくるお十夜を先に討つべきか、それとも、旅川周馬を先に追おうか? 前後の敵、
腹背
(
ふくはい
)
の難——さすがに迷いみだれていた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
野面
(
のづら
)
いちめんに草いきれがたち、蒸風呂のなかにでもいるようで、
腹背
(
ふくはい
)
から、ひとりでに汗が流れ走る。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
腹背(ふくはい)の例文をもっと
(11作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
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腹
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“腹背”のふりがなが多い著者
吉川英治
江戸川乱歩
久生十蘭