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腹匍
ふりがな文庫
“腹匍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらば
87.5%
はらばひ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらば
(逆引き)
そのころ意地わるく南よりの風がかなりはげしく吹きだして、地上に
腹匍
(
はらば
)
っているような恰好の気球はもくもくと揺れていた。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
寝転んでいたほうもムクムク起きて、
腹匍
(
はらば
)
いのまま
櫺子
(
れんじ
)
へ顔を乗せたものだ。これだから女の巣を食う町に無用な顔はして立ち止まれない。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
腹匍(はらば)の例文をもっと
(14作品)
見る
はらばひ
(逆引き)
私も
一寸々々
(
ちよいちよい
)
一緒に行かぬではなかつたが、怎してか大抵一人先に帰つて来るので、父の仕事場にしてある店先の板間に、竹屑やら
鉋屑
(
かんなくづ
)
の中に
腹匍
(
はらばひ
)
になつては、汗を流しながら読本を
復習
(
さらつ
)
たり
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私も
一寸々々
(
ちょい/\
)
一緒に行かぬではなかつたが、
怎
(
どう
)
してか大抵一人先に歸つて來るので、父の仕事場にしてある店先の板間に、竹屑やら鉋屑の中に
腹匍
(
はらばひ
)
になつては、汗を流しながら讀本を
復習
(
さらつ
)
たり
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
腹匍(はらばひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
匍
漢検1級
部首:⼓
9画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹部
腹背
腹帯
“腹匍”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
海野十三
石川啄木
岡本かの子
吉川英治
夢野久作