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軽羅
ふりがな文庫
“軽羅”のいろいろな読み方と例文
旧字:
輕羅
読み方
割合
けいら
61.1%
うすもの
38.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいら
(逆引き)
現に古代には
軽羅
(
けいら
)
をまとつた
希臘
(
ギリシヤ
)
、
羅馬
(
ロオマ
)
等の暖国の民さへ、今では
北狄
(
ほくてき
)
の考案した、寒気に堪へるのに都合の善い洋服と云ふものを用ひてゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして彼自らの手で紡ぎ、織り、裁ち、縫ひ上げたところの、彼の肉体以上にさへ彼らしい
軽羅
(
けいら
)
をのみ
纏
(
まと
)
ふて今、彼一人の爽かな
径
(
みち
)
を行つてゐる。
我が一九二二年:02 我が一九二二年
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
軽羅(けいら)の例文をもっと
(11作品)
見る
うすもの
(逆引き)
其の古い楓が緑を投げる街路樹の下を、私共は透き通る
軽羅
(
うすもの
)
に包まれて、小鳥のように囀りながら歩み去る女を見る事が出来ます。
C先生への手紙
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「さあ、
私
(
わし
)
には解らない」こう云ったのは六十五六歳、葉洩れの月光に映じた姿、
脚絆
(
きゃはん
)
、
甲掛
(
こうかけ
)
、旅装い、
軽羅
(
うすもの
)
の十徳を纒っている。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
軽羅(うすもの)の例文をもっと
(7作品)
見る
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
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軽蔑
軽
軽業
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軽佻
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軽捷
軽舸
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