“軽業師”のいろいろな読み方と例文
旧字:輕業師
読み方割合
かるわざし96.4%
かるざわし3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両方りょうほう軽業師かるわざしのするのをたものは、あたまをかしげました。それほど、この二人ふたりげいは、人間にんげんばなれがしているといってよかったのです。
二人の軽業師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
村むらを興行こうぎょうして歩くサーカス団がありました。十人そこそこの軽業師かるわざしと、年をとった黒くまと馬二とうだけの小さな団です。
正坊とクロ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
このうわさもえてしまえば、かつて、二人ふたり名人めいじん軽業師かるざわしが、ひがし西にしにあって、一人ひとりは、西にしみやこをにぎわし、一人ひとりは、ひがしみやこをにぎわしたということすら、いつしか
二人の軽業師 (新字新仮名) / 小川未明(著)