“女軽業”の読み方と例文
読み方割合
おんなかるわざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この勧進元の女こそ、女軽業おんなかるわざの親方のおかくであります。ともかく、今度の興行には、有力なる金主か黒幕が附いたに違いない。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それと、面白いことは、神尾の前に晩酌のお相手をしているのが、勝沼の宿屋にいた、もとの両国の女軽業おんなかるわざの親方のおかくであることであります。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
お君も、米友も、ムク犬も、暫くはここの天地に生を寄せていたことがあり、女軽業おんなかるわざのお角の一行も、ここで笛、太鼓を鳴らしたことがありました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)