“芸”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
げい75.9%
わざ6.9%
うん3.4%
くさき3.4%
げえ3.4%
ゲイ3.4%
芸州3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両方りょうほう軽業師かるわざしのするのをたものは、あたまをかしげました。それほど、この二人ふたりげいは、人間にんげんばなれがしているといってよかったのです。
二人の軽業師 (新字新仮名) / 小川未明(著)
亡びなむわざとも見えず三業のにほひとけゆく春のゆふぐれ三月十三日
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)
幼名を頼助、後に恒太郎、いみな明義めいぎ、またうんと称して、四十六歳以後は、その芸の字劃を二つにわけて草雲そううんと号した。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梁王曰く、先生、一妻一妾ありて治むる能わず、三畝の園すらくさきる能わざるに、さように容易たやすく天下を治め得んやと。
遠くから足のさき爪立つまだって、お殺しでない、打棄うっちゃっておくれ、御新姐ごしんぞは病気のせいで物事ものごと気にしてなんねえから、と女中たちが口をそろえていうもんだでね、げえもねえ
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人とも案外ゲイなしなのかもしれないことね。のんきな一日は、気持のいいところへとぐろをまいて本をよんでいて、たんのうしているというのが落ちかもしれないわね。
私とても了介殿御同伴上坂も致候。芸州永井主人主水正が事ハ兼而かねて長州の政府の論の如ク相辨候所、永井曰ク、然レバ諸隊頭立かしらだち候者ニ面会可致と、則諸隊頭立候もの面会せり。