“げえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
過多20.0%
20.0%
20.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんだから過多げえむなつちんだ、なんておつぎにおこられ/\んけわ」といつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうしたえ、まゝよ/\でもやんねえか勘次かんじさん。まゝにならぬとおはちげりや其處そこらあたりはまゝだらけだあ、過多げえむづかしいことふなえ」かね博勞ばくらうこめめしみながらいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たけえ給金も戴きました、お側にいて見れば、誠にどうも旦那さまは衆人ひとにも目をかけ行届きも能く、どうも結構な旦那さまだが、此の二十枚の皿が此処こゝうちげえだ、いや腹アお立ちなさるな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
太郎作げえの鶏の子
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
遠くから足のさき爪立つまだって、お殺しでない、打棄うっちゃっておくれ、御新姐ごしんぞは病気のせいで物事ものごと気にしてなんねえから、と女中たちが口をそろえていうもんだでね、げえもねえ
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「尼さんげえりのきりょうなんか訊いてはしないよ」