トップ
>
軽捷
ふりがな文庫
“軽捷”のいろいろな読み方と例文
旧字:
輕捷
読み方
割合
けいしょう
93.3%
けいせふ
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいしょう
(逆引き)
腕も抜群ですが、何よりの特色はその
軽捷
(
けいしょう
)
な身体で、もう一つの特色は、妨げる者は殺さずんば
已
(
や
)
まない、鬼畜のごとき残虐性でした。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
人ちがいなどするかといった
体
(
てい
)
である。背には
笈
(
おい
)
を負い、
軽捷
(
けいしょう
)
を欠いた
扮装
(
いでたち
)
に見えるが、踏んまえている足は木が生えているように
慥
(
たし
)
かである。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
軽捷(けいしょう)の例文をもっと
(28作品)
見る
けいせふ
(逆引き)
カイアヹエ君は偉大な体格をして態度の沈着な男、
之
(
これ
)
に反してマス君は日本で言へば正宗
白鳥
(
はくてう
)
君の様に
優形
(
やさがた
)
な
小作
(
こづく
)
りの男で、一見神経質な、動作の
軽捷
(
けいせふ
)
な文人である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
昼は講堂や
Laboratorium
(
ラボラトリウム
)
で、生き生きした青年の間に立ち交つて働く。何事にも不器用で、
癡重
(
ちちよう
)
といふやうな処のある
欧羅巴
(
ヨオロツパ
)
人を
凌
(
しの
)
いで、
軽捷
(
けいせふ
)
に立ち働いて得意がるやうな心も起る。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
軽捷(けいせふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
捷
漢検準1級
部首:⼿
11画
“軽”で始まる語句
軽蔑
軽
軽業
軽々
軽佻
軽忽
軽侮
軽舸
軽業師
軽率
“軽捷”のふりがなが多い著者
与謝野寛
南方熊楠
吉川英治
ロマン・ロラン
菊池寛
徳田秋声
国枝史郎
野村胡堂
与謝野晶子
森鴎外