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けいせふ
ふりがな文庫
“けいせふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
輕捷
88.2%
軽捷
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輕捷
(逆引き)
それは十八九にもなるでせうか、身のこなしの
輕捷
(
けいせふ
)
な、歎きのうちにも愛嬌と明るさを失はない、世にも可愛らしい
處女
(
をとめ
)
でした。
銭形平次捕物控:173 若様の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
輕捷
(
けいせふ
)
で素早くて、手に了へない上に、何處に隱し持つて居たか、細い
錐
(
きり
)
のやうな
匕首
(
あひくち
)
が、相手の急所を狙つて縱横に飛ぶのです。
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
けいせふ(輕捷)の例文をもっと
(15作品)
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軽捷
(逆引き)
カイアヹエ君は偉大な体格をして態度の沈着な男、
之
(
これ
)
に反してマス君は日本で言へば正宗
白鳥
(
はくてう
)
君の様に
優形
(
やさがた
)
な
小作
(
こづく
)
りの男で、一見神経質な、動作の
軽捷
(
けいせふ
)
な文人である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
昼は講堂や
Laboratorium
(
ラボラトリウム
)
で、生き生きした青年の間に立ち交つて働く。何事にも不器用で、
癡重
(
ちちよう
)
といふやうな処のある
欧羅巴
(
ヨオロツパ
)
人を
凌
(
しの
)
いで、
軽捷
(
けいせふ
)
に立ち働いて得意がるやうな心も起る。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
けいせふ(軽捷)の例文をもっと
(2作品)
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