“白木蓮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくもくれん41.7%
しろもくれん33.3%
はくれん8.3%
びゃくもくれん8.3%
びやくもくれん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「寂しいとこ行きたい、誰も居やはらんとこ大好きどす。」すかしほろなかから、白木蓮はくもくれんのような横顔なのです。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一軒のお長屋の土塀を越して、白木蓮しろもくれんの花が空に向かって、かんばしいにおいを吐いている。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その母の子らかきおこす声きけば白木蓮はくれんの咲きて夜明よあけちかきか
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
カラハシは勿論もちろんカラコキバシの省略で、あたかもツルウメモドキをツルモドキ、白木蓮びゃくもくれん白蓮びゃくれんと謂うのと同様の変化である。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)