“南無妙法蓮華経”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なむみょうほうれんげきょう87.5%
なむめうほふれんげきやう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一行三人いずれも白い帷子かたびらを着て、おまけに背中には「南無妙法蓮華経なむみょうほうれんげきょう」の七字を躍らすなど、われながらあやしい装立ちだった。
勧善懲悪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
あのう、今しがたわしが夢にの、美しい女の人がござっての、回向えこうを頼むと言わしった故にの、……くわしい事は明日話そう。南無妙法蓮華経なむみょうほうれんげきょう
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
○「南無妙法蓮華経なむめうほふれんげきやう々々々々々々々なむめうほふれんげきやう」と一心いつしんにお題目だいもくをとなへてゐるといかだはだん/\くづれて自分の乗つてゐる一本になりました。
しかしこゝよりほかのがれるところはない鉄砲てつぱうち殺されるかそれとも助かるか一かばちか○「南無妙法蓮華経なむめうほふれんげきやう」とお題目だいもくをとなへながら流れをのぞんで飛び込みました。