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『勧善懲悪』
ふりがな文庫
『
勧善懲悪
(
かんぜんちょうあく
)
』
ざまあ見ろ。 可哀相に到頭落ちぶれてしまったね。報いが来たんだよ。良い気味だ。 この寒空に縮の単衣をそれも念入りに二枚も着込んで、……二円貸してくれ。見れば、お前じゃないか。……声まで顫えて、なるほど一枚ではさぞ寒かろうと、おれも月並みに同 …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「大阪文学」1942(昭和17)年9月、10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約59分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
巡査
(
ガチャガチャ
)
七
(
ナ
)
三
(
ミ
)
六
(
ム
)
卓
(
すぐ
)
略
(
はぶ
)
二
(
フ
)
四
(
ヨ
)
縮
(
ちぢみ
)
繁昌
(
はや
)
若
(
し
)
狼狽
(
あわ
)
執拗
(
しつこ
)
家中
(
かちゅう
)
弄
(
ろう
)
歎
(
たん
)
殆
(
ほと
)
温突
(
おんどる
)
爾
(
しか
)
訛
(
なまり
)
購
(
か
)
阿呆
(
あほ
)
上海
(
シャンハイ
)
不憫
(
ふびん
)
云々
(
うんぬん
)
他所
(
よそ
)
仲仕
(
なかし
)
伝手
(
つて
)
体躯
(
たいく
)
俥夫
(
しゃふ
)
儘
(
まま
)
凡
(
およ
)
剃
(
そ
)
効目
(
ききめ
)
単衣
(
ひとえ
)
博労
(
ばくろう
)
呶鳴
(
どな
)
咄嗟
(
とっさ
)
唸
(
うな
)
啜
(
すす
)
喋
(
しゃべ
)
嗤
(
わら
)
嚆矢
(
こうし
)
垢
(
あか
)
執拗
(
しつよう
)
天窓
(
あたま
)
嫉
(
ねた
)
屡〻
(
しばしば
)
希
(
ねが
)
帷子
(
かたびら
)
広告
(
ひろめ
)
御霊
(
みたま
)
怨嗟
(
えんさ
)
悪辣
(
あくらつ
)
惚
(
ほ
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
懐手
(
ふところで
)
按摩
(
あんま
)
挽
(
ひ
)
揉
(
も
)
撲
(
なぐ
)
数珠
(
じゅず
)
施灸
(
せきゅう
)
日向
(
ひなた
)
曝露
(
ばくろ
)
朦朧
(
もうろう
)
杵柄
(
きねづか
)
標榜
(
ひょうぼう
)
欅
(
けやき
)
河内
(
かわち
)
法被
(
はっぴ
)
淘汰
(
とうた
)
滑稽
(
こっけい
)
漁
(
あさ
)
潰
(
つぶ
)
灸
(
きゅう
)
煎
(
せん
)
狭山
(
さやま
)
狼狽
(
ろうばい
)
眇眼
(
すがめ
)
真赧
(
まっか
)
瞞着
(
まんちゃく
)
竿頭
(
かんとう
)
筆硯
(
ひっけん
)
筋違
(
すじかい
)
算盤
(
そろばん
)
綺麗
(
きれい
)
綾
(
あや
)
肚
(
はら
)
脚気
(
かっけ
)
脾肉
(
ひにく
)
舐
(
な
)
船場
(
せんば
)
莫迦
(
ばか
)
落魄
(
らくはく
)
蓼
(
たで
)
虱
(
しらみ
)
袴
(
はかま
)
襖
(
ふすま
)
訊
(
き
)