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眇眼
ふりがな文庫
“眇眼”の読み方と例文
読み方
割合
すがめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すがめ
(逆引き)
矢部は彼が部屋にはいって来るのを見ると、よけい顔色を
険
(
けわ
)
しくした。そしてとうとうたまりかねたようにその
眇眼
(
すがめ
)
で父をにらむようにしながら
親子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
あいつはかつ子が軽微の
眇眼
(
すがめ
)
なのを誤解して自分に秋波を送つてゐるのだと有頂天になつた
莫迦
(
ばか
)
野郎だが、いつの間にか彼女は岸田のきも云はなくなつた。
現代詩
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
そのために登勢はかえって
屈託
(
くったく
)
がなくなったようで、生れつきの
眇眼
(
すがめ
)
もいつかなおってみると、思いつめたように見えていた表情もしぜん消えてえくぼの深さが目だち
蛍
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
眇眼(すがめ)の例文をもっと
(9作品)
見る
眇
漢検1級
部首:⽬
9画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“眇”で始まる語句
眇
眇目
眇々
眇然
眇眇
眇茫
眇視
眇目鍛冶
眇少
眇爾
“眇眼”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
織田作之助
林不忘
谷崎潤一郎
有島武郎
北原白秋