“眇眇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びょう50.0%
びようびよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眇眇びょうたるうつせみの一身を歩ませ、起るところなく、終るところなく、時間の浪路を、今日も、昨日も、明日も、明後日も、歩み歩み歩ませられて尽くることなき、旅路になやむ人にとっては
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
されば「東行西行雲眇眇びようびよう。二月三月日遅遅」を「とざまにゆき、かうざまに、くもはるばる。きさらぎ、やよひ、ひうらうら」とみ給ひけむ神託もさることながら
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)