トップ
>
脾肉
ふりがな文庫
“脾肉”の読み方と例文
読み方
割合
ひにく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひにく
(逆引き)
地方土着の士人に至りてはなお
脾肉
(
ひにく
)
の
疲
(
や
)
せたるを慨嘆し、父祖伝来の
戎器
(
じゅうき
)
を貯蔵して時機を
俟
(
ま
)
ちたる、これ当時一般の状態にあらずや。
近時政論考
(新字新仮名)
/
陸羯南
(著)
国境を守って、松倉家からの注進を聞きながら、
脾肉
(
ひにく
)
の
嘆
(
たん
)
を洩しているうちに、十余日が経った。いよいよ十二月八日、上使
板倉内膳正
(
いたくらないぜんのしょう
)
が到着した。
恩を返す話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
駒木根
颪
(
おろし
)
と岩を噛む大洋の怒濤とに育てあげられた少壮血気の士、いささか
脾肉
(
ひにく
)
の嘆にくれていたところへ、生まれてはじめての華やかな舞台へ乗り出して
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
脾肉(ひにく)の例文をもっと
(14作品)
見る
脾
漢検1級
部首:⾁
12画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“脾”で始まる語句
脾腹
脾弱
脾
脾臓
脾疳
脾下
脾弛
脾睨
脾胃
脾骨
“脾肉”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
石河幹明
高見順
林不忘
内田魯庵
吉川英治
織田作之助
菊池寛
久生十蘭
海野十三