“脾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
87.5%
しび12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはミルトと申しでござる。医経いきょうに申す、五臓六腑、肺の六葉、両耳肝じかんの左三葉、右四葉などの説とは、似ても似ぬことでござる。
蘭学事始 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
こんなわけで、狸は支那の代表的料理の主役を勤め、第一その肉は人の肺気を強くし、胃を補ひ、皮はかわごろもを製し、骨は邪気を除くと本草に見えてゐる。
たぬき汁 (新字旧仮名) / 佐藤垢石(著)
銀糸で縫いをしてある黄いろい繻子しゅすの着物は、彼女のしびれている足もとへ落ちた。