トップ
>
脾弱
ふりがな文庫
“脾弱”の読み方と例文
読み方
割合
ひよわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひよわ
(逆引き)
何を怒つてゐるのだか解らなかつたが、
脾弱
(
ひよわ
)
で癇癖の強い軍治は地団駄を踏みながら、何ごとか
喚
(
わ
)
めいて幾の肩を小さい手で打つてゐた。
鳥羽家の子供
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
娘というのは数え歳は十六だそうだが、見たところやっと十二か十三で、
脾弱
(
ひよわ
)
な胴に結んだ帯がともすればずり落ちるほど腰の肉などなかった。
健康三題
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「いつも
脾弱
(
ひよわ
)
な、一と吹きの風にも萎んでしまいそうな児だった」と、幽霊は云った、「だが、心は大きな児だよ!」
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
脾弱(ひよわ)の例文をもっと
(22作品)
見る
脾
漢検1級
部首:⾁
12画
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
“脾”で始まる語句
脾腹
脾肉
脾
脾臓
脾疳
脾下
脾弛
脾睨
脾胃
脾骨
“脾弱”のふりがなが多い著者
チャールズ・ディケンズ
高見順
田畑修一郎
徳冨蘆花
中勘助
魯迅
パウル・トーマス・マン
中里介山
三遊亭円朝
梶井基次郎