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ひにく
ふりがな文庫
“ひにく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
皮肉
56.1%
髀肉
25.6%
脾肉
17.1%
肥肉
1.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皮肉
(逆引き)
私には一ことも、なんにも、おっしゃいませんでした。いま
迄
(
まで
)
は私が、あなたに何か世話でもすると、あとで必ず、ちょっとした
皮肉
(
ひにく
)
を
故郷
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ひにく(皮肉)の例文をもっと
(46作品)
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髀肉
(逆引き)
「さだめし、そちの
髀肉
(
ひにく
)
も、だいぶ肥えたであろう。即刻、
信貴山
(
しぎさん
)
におる信忠の加勢に
赴
(
ゆ
)
け。——こんどは陣中で喧嘩などすな」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひにく(髀肉)の例文をもっと
(21作品)
見る
脾肉
(逆引き)
国境を守って、松倉家からの注進を聞きながら、
脾肉
(
ひにく
)
の
嘆
(
たん
)
を洩しているうちに、十余日が経った。いよいよ十二月八日、上使
板倉内膳正
(
いたくらないぜんのしょう
)
が到着した。
恩を返す話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ひにく(脾肉)の例文をもっと
(14作品)
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肥肉
(逆引き)
武道家の門人として、大小を帯び、侍には装っているが、善鬼の
肥肉
(
ひにく
)
は余りに
逞
(
たくま
)
しすぎて、その
起居
(
たちい
)
までも、前身の船頭
癖
(
ぐせ
)
から脱けなかった。
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひにく(肥肉)の例文をもっと
(1作品)
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