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抽匣
ふりがな文庫
“抽匣”の読み方と例文
読み方
割合
ひきだし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきだし
(逆引き)
箪笥の
抽匣
(
ひきだし
)
にあちこち分けて
蔵
(
しま
)
ってある幾つもの縞の財布には、それぞれ少しずつ小金を貯めているといったささやかな女地主の婆さんの一人で。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
母に言付けられて、お俊は次の間に置いてある
桐
(
きり
)
の机の方へ行った。実の
使用
(
つか
)
っていた机だ。その
抽匣
(
ひきだし
)
の中から、最近に来た父の手紙を取出した。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
廊下の方に耳を澄ましながら、吉里は手箪笥の
抽匣
(
ひきだし
)
を行燈の前へ持ち出し、上の抽匣の底を探ッて、薄い紙包みを取り出した。中には平田の写真が入ッていた。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
抽匣(ひきだし)の例文をもっと
(8作品)
見る
抽
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
匣
漢検1級
部首:⼕
7画
“抽”で始まる語句
抽斗
抽
抽出
抽籤
抽象的
抽筐
抽箱
抽象派
抽取
抽出法
検索の候補
大抽匣
“抽匣”のふりがなが多い著者
広津柳浪
中勘助
ニコライ・ゴーゴリ
島崎藤村
原民喜
夏目漱石