“金剛経”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんがうきやう66.7%
こんごうきょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯その日禅超は、錦木のもと金剛経こんがうきやう疏抄そせうを一冊忘れて行つた。津藤が後年零落して、下総しもふさ寒川さむかはへ閑居した時に常に机上にあつた書籍の一つはこの疏抄である。
孤独地獄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
朝鳥あさとりこゑおもしろく鳴きわたれば、かさねて一三七金剛経こんがうきやうくわん供養くやうしたてまつり、山をくだりていほりに帰り、しづかに終夜よもすがらのことどもを思ひ出づるに、平治の乱よりはじめて、人々の消息
ある坊さんの説教に列して、金剛経こんごうきょうにある「応無所住而生其心」(まさに住する所なくして、しかも其の心を生ずべし)
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)