“屋内”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おくない28.6%
なか23.8%
うち14.3%
やうち14.3%
やぬち9.5%
をくない9.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“屋内”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学7.1%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)5.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おもふにコロボツクルは屋内おくないに數個の瓶鉢類を並列へいれつして是等に水をたくわきしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
三階建さんがいだてとう階下かいか平家建ひらやだて屋内おくないにゐたひとすのは
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
この頃館の裏口では、頼母と主馬之進とが不安そうに、破壊された戸口から屋内なかを覗きながら、聞こえてくる物音に耳を澄ましていた。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ともかく君が何んといってもあの人が話していた『竜の玉』ってのを一目見ないうちは帰らないつもりよ。さ、早く鞄を持ちたまえ、屋内なかへ入りましょう。
「案外丈夫そうだ。まアこれでもい、無いよりかましだろう。その内大工を頼んで本当に作らすことに仕よう」と言って「竹でこしらえても木戸は木戸だ、ハ、ハハハハ」と笑いながら屋内うちへ入った。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
あるいは「東洋の紐育ニュウヨーク」もしくは「東洋の桑港サンフランシスコ」——こう呼ばれている上海シャンハイも、昔ながらの支那街としての県城城内へ足を入れれば、腐敗と臭気と汚穢おわいとが、道路そとにも屋内うちにも充ち満ちていて、鋭い神経を持った人は近寄ることさえ忌み嫌った。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
翌朝お庄が目を覚ました時分は、屋内やうちがまだひっそりしていたが、立て廻した屏風びょうぶの外の日影はけていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
提灯を十も吊した加藤医院の前には大束の薪がまだ盛んに燃えてゐて、屋内やうちは昼の如く明るく、玄関は開放あけはなされてゐる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
冬の宿しゆく屋内やぬち暗きに人居りて木蓼またたびむかひそと木蓼またたび
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
街に出づれば、その暗黒は屋内やぬちに殊ならざりき。
がもうかつたので、薄暗うすくら屋内をくない見𢌞みまはすに、がらんとしてなに一つい。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
しづを、再び屋内をくないに入り、倉皇さうくわう比呂志をいだいて出づ。