“をくない”の漢字の書き方と例文
語句割合
屋内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道翹(だうげう)は蛛(くも)の網(い)を拂(はら)ひつゝ先(さき)に立(た)つて、閭(りよ)を豐干(ぶかん)のゐた明家(あきや)に連(つ)れて行(い)つた。日(ひ)がもう暮(く)れ掛(か)かつたので、薄暗(うすくら)い屋内(をくない)を見𢌞(みまは)すに、がらんとして何(なに)一つ無(な)い。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
婢(ひ)しづを、再び屋内(をくない)に入り、倉皇(さうくわう)比呂志を抱(いだ)いて出づ。父亦(また)庭を回(めぐ)つて出づ。この間(かん)家大いに動き、歩行甚だ自由ならず。屋瓦(をくぐわ)の乱墜(らんつゐ)するもの十余。大震漸く静まれば、風あり、面(おもて)を吹いて過ぐ。