“おくない”の漢字の書き方と例文
語句割合
屋内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びっくりするほどの若やいだ声で、笑いながら、被布ひふの袂をひるがえして、屋内おくないへにげこんだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ニーナは、屋内おくないへいそぐ房枝の腕をかかえて、しきりに朝食をとっていけとすすめる。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
屋内おくないはべつに取乱とりみだされず、犯人はんにんなにかを物色ぶっしょくしたという形跡けいせきもないから、盗賊とうぞく所為しょいではないらしく、したがつて殺人さつじん動機どうきは、怨恨えんこん痴情ちじょうなどだろうという推定すいていがついたが、さて現場げんばでは
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)