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取乱
ふりがな文庫
“取乱”の読み方と例文
旧字:
取亂
読み方
割合
とりみだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりみだ
(逆引き)
山の者のいうところをききますと、阿闍利さまは夜となく昼となく童子の死体のそばを離れず、
取乱
(
とりみだ
)
して嘆いておられました。
あじゃり
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
弟子は
直
(
す
)
ぐ出て来て「夫人が
取乱
(
とりみだ
)
した風をして居て失礼ですけれど
一寸
(
ちよつと
)
門
前
(
ぜん
)
で
御
(
ご
)
挨拶をすると申されますから
御
(
お
)
待ち下さい」
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
第
(
だい
)
一、
病中
(
びやうちう
)
は、
其
(
そ
)
の
取乱
(
とりみだ
)
した
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
せるのを
可厭
(
いや
)
がつて、
見舞
(
みまひ
)
に
行
(
ゆ
)
くのを
断
(
ことは
)
られた
自分
(
じぶん
)
ではないか。——
此
(
これ
)
は
悪
(
わる
)
い。こんな
処
(
ところ
)
を。あゝ、
済
(
す
)
まない。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
取乱(とりみだ)の例文をもっと
(10作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
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