“乱取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんど50.0%
らんどり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがこうずると、真剣で型を使ってみたりするのでありますが、また時としては真剣や白刃を取らずに、素手でやわらの乱取らんどりを試むることなどがあります。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
曲独楽きょくごまならぬ撲り合いの乱取らんどりが始まろうとしているところへ、嘘ではありません、衣裳を捨てて軽くなったお粂が、舞台白粉ぶたいおしろいの顔のまま、髪だけをつぶしにくずして
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)