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『あじゃり』
ふりがな文庫
『
あじゃり
(
)
』
下野富田の村の菊世という女は、快庵禅師にその時の容子を話して聞かした。 「わたくしが峯のお寺へ詣るのは、ひと年に二度ばかりでございます。春早く雪が消えるころと、秋の終りころとでございます。これはわたくしの家の掟でございまして、その折には四季 …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日 夏季特別号」1926(大正15)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
疾
(
しつ
)
爽
(
さっ
)
託
(
たの
)
童子
(
これ
)
欠
(
かか
)
漸
(
や
)
携
(
も
)
行
(
ぎょう
)
隔
(
はな
)
食
(
あが
)
拉
(
つ
)
笈
(
おいずる
)
端
(
はず
)
面
(
おも
)
何
(
な
)
再度
(
にど
)
以
(
も
)
或
(
あるい
)
担
(
にの
)
有
(
あり
)
最中
(
さなか
)
変化
(
かわ
)
悠閑
(
のんびり
)
既
(
も
)
快
(
よ
)
痩
(
やせ
)
厭
(
いと
)
薪
(
たきぎ
)
体躯
(
からだ
)
凄
(
すさま
)
段々
(
だんだん
)
倶
(
ぐ
)
赫
(
あか
)
清々
(
すがすが
)
黒子
(
ほくろ
)
沸々
(
ふつふつ
)
汲
(
く
)
猶子
(
ゆうし
)
此処
(
ここ
)
疾
(
と
)
暫
(
しばら
)
痩枯
(
やせが
)
皓
(
しろ
)
睨
(
にら
)
禅杖
(
ぜんじょう
)
稚児
(
ちご
)
窺
(
うかが
)
端
(
はし
)
置露
(
おくつゆ
)
能
(
よ
)
腐
(
くさ
)
茎
(
くき
)
菌
(
きのこ
)
親懇
(
ちかづき
)
詣
(
まい
)
誦経
(
ずきょう
)
入
(
い
)
山樵
(
やまがつ
)
容子
(
ようす
)
喫
(
の
)
唯
(
ただ
)
取縋
(
とりすが
)
取乱
(
とりみだ
)
匿
(
かく
)
勤行
(
ごんぎょう
)
凝乎
(
じっ
)
山苺
(
やまいちご
)
僅
(
わず
)
偲
(
しの
)
侑
(
すす
)
何時
(
いつ
)
仰
(
おっ
)
不図
(
ふと
)
下野
(
しもつけ
)
万端
(
ばんたん
)
搗
(
つ
)
株根
(
かぶね
)
杏
(
あんず
)
朽
(
く
)
本統
(
ほんとう
)
最
(
も
)
一向
(
いっこう
)
斎糧
(
とき
)
搬
(
はこ
)
榾柴
(
ほだしば
)
提
(
さ
)
拠
(
よ
)
憑
(
つ
)
愚昧
(
ぐまい
)
愕然
(
がくぜん
)
恰度
(
ちょうど
)
思召
(
おぼしめ
)
庫裏
(
くり
)