道路どうろ)” の例文
ずいぶん上流じょうりゅうまで行った。実際じっさいこんなに川床かわどこたいらで水もきれいだし山の中の第一流だいいちりゅう道路どうろだ。どこまでものぼりたいのはあたりまえだ。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
もつと道路どうろあるひ堤防ていぼうさがりにつて地割ぢわれをおこすこともあるが、それはたんひらいたまゝであつて、開閉かいへい繰返くりかへすものではない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
自分じぶんまちから、だいぶそこまではなれていました。へいくと、今度こんどひろ道路どうろとおるので、多数たすう家屋かおくりはらわれたあとでありました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
ニールスがそのはねをたよりにあとをつけていきますと、やがて森をぬけ、はたけを二つばかり横ぎって、道路どうろにでました。それからは、広い並木道なみきみちです。
たとへば日比谷公園ひゞやこうえんよこ道路どうろや、青山赤坂通あをやまあかさかどほりなどにゑてあるすゞげたようなのなる並木樹なみきぎとして立派りつぱなすゞかけのは、あかるい淡緑色たんりよくしよくをしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
そして何所どこに一てんちりとてもなく、またみち両側りょうがわほどよく配合あしらった大小だいしょうさまざまの植込うえこみも、じつなんとも申上もうしあげかねるほど奇麗きれい出来できり、とても現世げんせではこんな素晴すばらしい道路どうろられませぬ。
「ガラスの破片はへん道路どうろにまきちらすのです。透明人間とうめいにんげんは、はだかで、はだしで歩いていますから、これはきめがありますよ。すこし残酷ざんこくなやりかたですが、そんなことは言っておられませんので」
道路どうろ左側さそく工場こうばツてゐるところた。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ひろ道路どうろのあちらは、すぐまちになっています。そして、いちばんちかいところに、善吉ぜんきちいえがありました。土管どかんや、じゃりや、セメントなどを、あきなっていました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほか道路どうろ破損はそんはしながれおちたものなどくはへて、總損失そうそんしつ一億一千三百餘萬圓いちおくいつせんさんびやくよまんえん、その復舊費ふつきゆうひ二千四百餘萬圓にせんしひやくよまんえんれると合計ごうけい一億三千七百餘萬圓いちおくさんぜんしちひやくよまんえんといふ計算けいさんでした。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
それはおも海岸かいがん砂丘さきゆうおこつたものであつて根府川ねぶがは山津浪やまつなみとは比較ひかくにならなかつたけれども、雪崩なだくだつた距離きより五六町ごろくちようおよび、山林さんりん田園でんえん道路どうろなりな損害そんがんあたへた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それから、十ぷんとたたぬうちに、勇蔵ゆうぞうが、リヤカーに伯父おじさんをせてき、近所きんじょひとたちがくるま左右さゆうしたがい、まちなか両断りょうだんするひろ道路どうろをすこしへだてた、ほねつぎ医者いしゃれていきました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)