“日比谷公園”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひびやこうえん80.0%
ひゞやこうえん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが日比谷公園ひびやこうえんの一角に、英国より寄贈されたものだという説明の札をつけて植えてある「花水木はなみずき」というのと少なくも花だけはよく似ているようである。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
秋は小春のころ、石井という老人が日比谷公園ひびやこうえんのベンチに腰をおろして休んでいる。老人とは言うものの、やっと六十歳で足腰も達者、至って壮健のほうである。
二老人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
たとへば日比谷公園ひゞやこうえんよこ道路どうろや、青山赤坂通あをやまあかさかどほりなどにゑてあるすゞげたようなのなる並木樹なみきぎとして立派りつぱなすゞかけのは、あかるい淡緑色たんりよくしよくをしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)