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『二老人』
ふりがな文庫
『
二老人
(
にろうじん
)
』
秋は小春のころ、石井という老人が日比谷公園のベンチに腰をおろして休んでいる。老人とは言うものの、やっと六十歳で足腰も達者、至って壮健のほうである。 日はやや西に傾いて赤とんぼの羽がきらきらと光り、風なきに風あるがごとくふわふわと飛んでいる、 …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文章世界」1908(明治41)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
発見
(
めっか
)
家
(
け
)
交渉
(
わたり
)
微笑
(
わら
)
一切
(
いっせつ
)
武
(
たけし
)
聖代
(
みよ
)
得
(
とく
)
間
(
けん
)
山上
(
やまかみ
)
方
(
がた
)
半
(
なか
)
彼奴
(
きゃつ
)
切断
(
きり
)
衣装
(
なり
)
訪
(
と
)
最端
(
はし
)
今日
(
きょう
)
靴
(
ぐつ
)
此家
(
ここ
)
滔々
(
とうとう
)
煙草
(
たばこ
)
渦
(
うず
)
狼狽
(
ろうばい
)
河田
(
かわだ
)
挨拶
(
あいさつ
)
甥
(
おい
)
脈胳
(
みゃくらく
)
芝生
(
しばふ
)
茫然
(
ぼうぜん
)
行
(
ゆ
)
袂
(
たもと
)
贅沢
(
ぜいたく
)
鉢物
(
はちもの
)
頂戴
(
ちょうだい
)
鹿皮
(
しかがわ
)
叔父
(
おじ
)
中古
(
ちゅうぶる
)
乱髪
(
らんぱつ
)
二十
(
はたち
)
些細
(
ささい
)
仙人
(
せんにん
)
体
(
てい
)
俥
(
くるま
)
倅
(
せがれ
)
候
(
そうろう
)
南町
(
みなみちょう
)
叔母
(
おば
)
棚
(
たな
)
口前
(
くちまえ
)
境
(
さかい
)
夜
(
よ
)
家
(
うち
)
徳
(
とく
)
悠々
(
ゆうゆう
)
悠然
(
ゆうぜん
)
日
(
ひ
)
木陰
(
こかげ
)
格好
(
かっこう
)